本記事では、外観検査を自動化するメリットや、事例等を紹介します。
外観検査は、製品に使用されている部品や製品自体の品質を維持・保証するために外観をチェックする作業です。部品や製品の表面に汚れや傷が付着していないか、欠けや変形が生じていないか等を確認します。
外観検査は人の目で行う「目視検査」が主流です。目や耳、鼻、舌、皮膚といった「五感」を使って検査を行う「官能検査」の代表例として、幅広い分野で実施されています。
外観検査を自動化することで、検査時間を短縮し、効率を向上させることができます。機械を使用することで目視よりもスピーディーに作業できますし、複数人で行っていた検査も作業工程の中で自動化でき、スペースの節約も可能です。さらに、機械による検査は人間のように休息を取る必要がないため、24時間休むことなく稼働できます。検査効率アップに加え、コスト削減にも貢献します。
目視では見逃しやすかった微細な不良を見つけることができ、検査品質が安定する点もメリットです。画像認識によって顕微鏡レベルの不良も自動で判別でき、さらにAIを活用することでモデル学習を行い、高精度な判定ができます。
外観検査の自動化により、目視検査のために研修を行う必要がなくなります。研修に必要な工数をカットでき、人件費の削減に繋がる点がメリットです。また、目視検査をするための人員が不要となるためこの点からも人件費が削減できること、ヒューマンエラーを減らせる点もメリットだといえます。
3Dセンサーを用いて、立体的な形状を確認できる検査装置を導入し、大型部材の検査を自動化しました。キャビネットなどの大型金属製品や、家具などの大型木材製品の外観検査に使用されています。
参照元:株式会社エーディーディー(https://pr.mono.ipros.com/addev/product/detail/2000999250/)
2Dエリアカメラを用いた外観検査に加え、3Dカメラを利用した欠陥検査や位置合わせに対応可能な装置です。高精度の画像処理で、作業効率と品質管理を高めます。また、AIと併用したり、ロボットと組み合わせたりする使い方も可能です。
参照元:株式会社エスシーエー(https://jp-sca.com/service/image-processing/)
これまで2Dカメラで行っていたファクトリーオートメーションのインライン検査を、3Dセンサーに置き換えて自動化します。高さ画像に対して画像処理を行い、傷や打痕等の凹みや欠陥を検査する仕組みです。他にも、折れや曲がり、ピン抜けなどの組立て不良も検査します。
参照元:株式会社リンクス(https://linx.jp/linx_express/513.html/)
外観検査の自動化は、検査効率や精度の向上、人件費の削減など、さまざまなメリットがあります。検査内容に応じた機器を導入できるので、ぜひ自動化を検討してはいかがでしょう。
以下のページでは、3Dロボットビジョンを提供しているメーカーを紹介しています。導入を検討している事業者は、ぜひ参考にしてください。
ここでは、負荷の高い作業からの自動化、倉庫全体の自動化、2つの自動化ニーズに分け 本サイトで紹介している物流向け3Dロボットビジョンシステムを提供する20社(※)から、物流倉庫の自動化に重要な箱・袋物の「デパレタイズ」「パレタイズ」に対応し、かつ需要の多い「混載」にも対応できる3Dロボットビジョンシステムによるソリューションを提供するメーカーを紹介します。
※本サイトでは、2023年2月20日時点でGoogleにて「3Dロボットビジョン 物流」で検索した際、上位100位までに公式サイトが表示され、実際に物流向けのシステムへの対応記載がある20社を紹介しており、その中から上記条件で選出しています。
※20社中、上記条件に当てはまるのは、「マイクロ・テクニカ」「Kyoto Robotics」「Mujin」の3社ですが、ピースピッキングにも対応しているなど、より幅広く対応できる「マイクロ・テクニカ」「Mujin」の2社を選出しています。
引用元:マイクロ・テクニカ公式サイト(https://www.microtechnica.jp/)
引用元:Mujin公式サイト(https://www.mujin.co.jp/)