3Dロボットビジョン搭載のロボットを物流現場に導入することで、異なるサイズや形状の荷物がランダムに積まれていてもピッキングが可能なので、デパレタイズやパレタイズを自動化することができます。作業スピードを落とさず、常に一定のスピードで作業を効率化するため、作業時間の短縮につながります。
3Dロボットビジョンを導入することで、作業員の人力に頼っていた工程や専門知識が必要だった部分を自動化できるので、作業員にかかる負荷を減らし安全性も高めることができます。
デパレタイズ、パレタイズ、ピースピッキングなどの自動化によって作業員の省人化だけでなく、ティーチングが不要であるためティーチング技術者の不足も解消できます。
これまでの産業用ロボットは扱うワークの形状や大きさが違うと、ロボットに組み込まれているプログラムの定義の変更や再ティーチングが必要でした。3Dロボットビジョンは画像認識で対象ワークの識別を行うので一度に複数のワーク情報を記憶でき、多種類のワークに対応することができます。ティーチングも不要となり、コストダウンをはかることができます。
これまで複数の作業員が作業を行っていたスペースを活用して導入することができ、設置環境に合わせた省スペース用のロボットもあります。
また、高さのある倉庫の場合、高さを生かした構成にすることで、物流倉庫の空間やスペースをフル活用することが可能になります。
3Dロボットビジョンシステムに限ったことではありませんが、導入するには初期コストがかかります。導入後も定期メンテナンス費用が必要となり、場合によっては修繕費が必要となる場合もあります。
ロボットを導入する場合はスペースが必要という課題もありますが、可動域が広い多関節ロボットではなくガントリー型(直交型)ロボットを導入することで安全柵などの設置も不要となり、省スペースで自動化を実現することができます。
市場には色々なメーカーから様々な3Dロボットビジョン製品が出回っているため、導入する前には複数製品の比較・検討が必要となります。
しっかりとした導入プランをたてておかないと、導入後に満足のいく成果が得られずに無駄なコストをかけてしまったということにもなりかねません。しかし、製品選びや導入プランには時間をかけたいところです。
ニーズにあった3Dロボットビジョンシステムを導入するにはマシンの特性を理解するための専門知識が必要となります。メーカーの担当者にも相談して自社にあった製品を見極めるための時間もかかります。
また、ルールベース型AIを採用した3Dロボットビジョンの場合、人間が登録した情報をもとにAIが作業を行うためルールが登録されていないと作業が行えないというデメリットもあります。しかし機械学習型AIであればデータ分析からルールを見つけ出すので問題ありません。
3Dロボットビジョンシステムによる物流現場の自動化・課題解決には
自社に合ったソリューションを提供してくれるメーカーを選ぶことが大切です。
物流倉庫の自動化に重要な、箱・袋物の「デパレタイズ」「パレタイズ」「ピースピッキング」 に対応し
かつ、需要の多い「混載」にも対応できるメーカーを紹介しています。
3Dロボットビジョンを物流現場に導入する際のメリット、デメリットについて解説しました。
3Dロボットビジョンシステムによる自動化は作業員の負荷軽減、生産効率アップや省人化できるというメリットがありますが、導入にコストや時間がかかるデメリットもあります。メリットとデメリットを十分把握した上で製品の選択や導入プランを検討しましょう。
ここでは、負荷の高い作業からの自動化、倉庫全体の自動化、2つの自動化ニーズに分け 本サイトで紹介している物流向け3Dロボットビジョンシステムを提供する20社(※)から、物流倉庫の自動化に重要な箱・袋物の「デパレタイズ」「パレタイズ」に対応し、かつ需要の多い「混載」にも対応できる3Dロボットビジョンシステムによるソリューションを提供するメーカーを紹介します。
※本サイトでは、2023年2月20日時点でGoogleにて「3Dロボットビジョン 物流」で検索した際、上位100位までに公式サイトが表示され、実際に物流向けのシステムへの対応記載がある20社を紹介しており、その中から上記条件で選出しています。
※20社中、上記条件に当てはまるのは、「マイクロ・テクニカ」「Kyoto Robotics」「Mujin」の3社ですが、ピースピッキングにも対応しているなど、より幅広く対応できる「マイクロ・テクニカ」「Mujin」の2社を選出しています。
引用元:マイクロ・テクニカ公式サイト(https://www.microtechnica.jp/)
引用元:Mujin公式サイト(https://www.mujin.co.jp/)