現在、パーツフィーダを使用している場合は、これを使わない方法に変更することで作業効率の向上が見込まれます。
パーツフィーダの概要やメリット・デメリット、ロボットビジョンシステムを活用したパーツフィーダを使用しない部品整列の事例などについて解説します。
パーツフィーダとは、自動で散らばった部品の向きをそろえ、次の工程に送り込む役割を果たす機械です。ボウルと呼ばれる部分に方向・姿勢を整えたいワークを導入します。パーツフィーダを起動すると、土台である振動体が振動してボウル内のワークが整えられ、次の工程に運ばれていきます。
ボウル内のワークが不足するとホッパーと呼ばれる部分から部品が自動的に補充されるため、人が細かい作業にあたる必要がなくなります。ただし、デメリットもあることから、パーツフィーダを使用せずに部品を整列させる方法を検討しているケースも少なくありません。
手作業を省くことで人件費の削減につながるだけでなく、人手不足に対応する手段としても有効です。また、手作業にはどうしても人的ミスのリスクがありますが、パーツフィーダを導入すればこれを大幅に削減できます。
すべての部品に適しているわけではありません。振動を与えてワークの向きなどを整える機械であるため、振動に弱いワークの場合は、別の方法を検討する必要があります。
また、硬さが不足していたり、形状が複雑だったりするワークには利用できません。さらに、効率向上を目的にパーツフィーダを導入しても、期待した成果が得られない場合があります。特に取り扱うワークがパーツフィーダに適していない場合は非効率となる可能性があります。
ほかにも、大型のパーツフィーダは設置スペースを確保するのが難しいのもデメリットです。これらのデメリットが課題となる場合は、パーツフィーダを使用しない部品整列方法を検討する必要があります。
ロボットビジョンシステムを導入することで、従来必要だったパーツフィーダを不要にし、多品種の部品整列を効率化した事例です。カメラで部品を認識してロボットが整列させるため、段取りの手間が不要となり、作業効率が向上しました。
参照元:FAロボット.com公式HP(https://www.keyence.co.jp/ss/products/vision/fa-robot/rv-example/handling.jsp)
ワークの特性上、パーツフィーダが適さない場合には、部品を整列させるために3Dロボットビジョンシステムの導入が推奨されます。作業効率や人手不足が課題となっている現場でも有効です。
当サイトでは、物流向け3Dロボットビジョンシステムの導入を検討する際に役立つ情報も掲載していますので、ご覧ください。
ここでは、負荷の高い作業からの自動化、倉庫全体の自動化、2つの自動化ニーズに分け 本サイトで紹介している物流向け3Dロボットビジョンシステムを提供する20社(※)から、物流倉庫の自動化に重要な箱・袋物の「デパレタイズ」「パレタイズ」に対応し、かつ需要の多い「混載」にも対応できる3Dロボットビジョンシステムによるソリューションを提供するメーカーを紹介します。
※本サイトでは、2023年2月20日時点でGoogleにて「3Dロボットビジョン 物流」で検索した際、上位100位までに公式サイトが表示され、実際に物流向けのシステムへの対応記載がある20社を紹介しており、その中から上記条件で選出しています。
※20社中、上記条件に当てはまるのは、「マイクロ・テクニカ」「Kyoto Robotics」「Mujin」の3社ですが、ピースピッキングにも対応しているなど、より幅広く対応できる「マイクロ・テクニカ」「Mujin」の2社を選出しています。
引用元:マイクロ・テクニカ公式サイト(https://www.microtechnica.jp/)
引用元:Mujin公式サイト(https://www.mujin.co.jp/)