組付け作業は、物体に部品やパーツを取り付ける作業です。似た作業である「組立て作業」は、組立図に従って部品を組み合わせて、一つの製品に仕上げます。本記事では、組付け作業の課題や、自動化するメリット、組付け作業を3Dロボットビジョンで自動化した事例などを解説します。
組付け作業の課題として、作業ミスが挙げられます。組付け作業を人の手で行う場合、部品の破損や取付け間違いなどのミスが発生することがあります。常に確認を怠らないことでミスを減らすことはできますが、長時間同じ作業を続けると、ミスに気づかず見逃してしまうことも考えられます。
また、作業の属人化も課題として挙げられます。作業内容を特定の人員しか把握していない場合、その人員が不在になると作業が滞ってしまいます。複数人で同じ作業に当たっている場合、誰かが欠勤すると残された人員に作業負荷がかかってしまう点も課題といえます。
そのほか、作業環境の悪化も課題の一つとして挙げられます。工場によっては作業時に騒音が発生する場合があるほか、溶剤や薬剤を使用する工場もあるでしょう。また、温度管理が必要な作業の場合は、作業員にとって適切な温度を維持できないケースもあります。空調設備を整えていても、作業員の体に悪影響を及ぼす可能性は否定できません。
これまで人の作業ではミスが避けられなかった工程も、自動化することで作業の正確性が向上します。結果ミスを減らし、安定した品質の製品を製造できます。同時に作業効率が上がる点もメリットの一つです。自動化によって省人化を達成し、人手不足の解消と人件費のコスト削減を目指せます。
人が作業すると危険を伴う工程も、自動化によって危険性が軽減されます。また、作業中のケガによる欠員も防げるため、従業員の負担を減らせます。システムの故障などで製造ラインが止まるリスクはありますが、作業員の危険がない点や、部品を交換すれば迅速に復旧できる点は大きなメリットです。
電子機器のネジ締め作業に3Dロボットビジョンを導入した事例です。これまでは人の手で作業していましたが、締め込みのばらつきや締め忘れなどの削減に向けて、自動化システムを導入。導入後は人の手による作業に近い成果が出ていることに加え、省人化を達成しました。
参照元:オムロン公式HP(https://www.fa.omron.co.jp/product/special/library/robotics/robot-vision/)
組付け作業には作業員の負担や不注意によるミスの発生など、人手作業による課題があります。これらの課題を解消するためには、3Dロボットビジョンの導入が効果的です。本記事の事例を参考に、ぜひ導入を検討してはいかがでしょう。
以下のページでは、3Dロボットビジョンを提供しているメーカーを多数紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ここでは、負荷の高い作業からの自動化、倉庫全体の自動化、2つの自動化ニーズに分け 本サイトで紹介している物流向け3Dロボットビジョンシステムを提供する20社(※)から、物流倉庫の自動化に重要な箱・袋物の「デパレタイズ」「パレタイズ」に対応し、かつ需要の多い「混載」にも対応できる3Dロボットビジョンシステムによるソリューションを提供するメーカーを紹介します。
※本サイトでは、2023年2月20日時点でGoogleにて「3Dロボットビジョン 物流」で検索した際、上位100位までに公式サイトが表示され、実際に物流向けのシステムへの対応記載がある20社を紹介しており、その中から上記条件で選出しています。
※20社中、上記条件に当てはまるのは、「マイクロ・テクニカ」「Kyoto Robotics」「Mujin」の3社ですが、ピースピッキングにも対応しているなど、より幅広く対応できる「マイクロ・テクニカ」「Mujin」の2社を選出しています。
引用元:マイクロ・テクニカ公式サイト(https://www.microtechnica.jp/)
引用元:Mujin公式サイト(https://www.mujin.co.jp/)